こんにちは。
群馬の人材派遣 アイコムの内田です。
以前より人の動きが活発になっているので面接に追われている担当者様もいるかと思います。
今回は改めて「面接で聞いてはいけない質問」について触れています。
職業安定法第5条の4では
「業務の目的の達成に必要な範囲」のみで情報を収集してもよい。となっており
本人の適正や能力に関係しない情報を収集してはいけないこととなっています。
①本籍・出生地に関すること
→「本籍地はどこですか」「お父さんやお母さんの出身地はどこですか」など
②家族に関すること
→「お父さんはどちらの会社に勤めていますか」「家庭はどんな雰囲気ですか」「ご両親は共働きですか」など
③住宅状況・生活環境・家庭環境に関すること
→「賃貸住宅ですか?」「同居している人はいますか?」「国道○○号線のどちら側ですか」など
④思想・宗教・支持政党・尊敬する人物に関すること
→「宗教を信じていますか?」「何党を支持していますか?」「信条としていることはありますか?」「どんな本を愛読していますか」など
⑤男女雇用機会均等法に抵触する質問
→「結婚・出産したとしても働き続けられますか」「結婚の予定はありますか」
雑談のつもりで聞いてしまいがちな質問がありますが、本来聞いてはいけないことになっています。
上記の質問とは別の理由で不採用とした場合でも、「それが原因で不採用になったのではないか」という誤解を招きかねない為、上記質問は雑談だとしても避けたほうが好ましいですよね。
トラブルを最小限に抑えるためにも、適切な面接を心がけたいですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。