皆さんこんにちは。
群馬の人材派遣 アイコムの大塚です。
日に日に群馬県でもコロナウィルス感染者が増えてきましたね。300人を超えました。
ここ数日、10人以上の感染者が出ています。
緊急事態宣言が解除され、自粛期間が終わり
外へ出る時間も増えたことと思います。
引き続き、予防と対策はしっかり行っていきましょう。
コロナウィルスに感染しない事も大事ですがもう一つ大事な事。
熱中症ですね。
本格的に梅雨が明け、毎日痛いくらいの日差しが照りつけてます。
そして熱中症による救急搬送患者数も増加しています。
群馬県では、昨年の8/10~16日までの1週間で136人でした。
今年の同時期はというと・・278人。倍です。
単に暑いからと言う理由だけでなく今年はマスクの着用による
熱中症が増えているといいます。
常時マスクを着用すると熱中症のリスクが増加します。
この辺の対応は以前ブログにも書きました「3トル」を
参考にしてみてください。
さて、今回は熱中症と労災について少し。
外気温に比例して工場内・作業場内の温度も上昇します。
皆さんの職場は温度管理が出来ていますか?
労働災害としての熱中症で,毎年,約20人が死亡し,
その約15~20倍の人数が4日間以上休業していると言われています。
軽症の熱中症は,応急処置で回復する場合も多く,
労働災害として報告されている事例はごく一部だという意見もあります。
死亡者は,すべて男性で,18歳から60歳代まで各年代に広がっています。
高温多湿な職場は,汗の蒸発による体温調整が困難で体温が上昇しやすいそうです。
とくに,車や空調機器の排熱・建物の蓄熱等により
職場の気温は最寄りの気象官署の測定値より高くなるといいます。
現場で可能性のある状況と注意点
炎天下や熱風 →体の表面に熱を伝えやすくなります。
無風な職場 →皮膚表面の空気が入れ替わらず発汗しにくくなります。
負荷の強い作業→筋肉による熱産生が増え体温が上がりやすいと言われています。
通気性が悪い服装や前掛け,手袋を着用する作業でも熱がこもりやすくなります。
これにマスク・フェイスシールドの着用が加わるんですから、
今年は例年以上に警戒しなければなりません。
中々 室内の温度管理が難しい現場もあると思います。
水分・塩分の常時補給はもちろんですが、
冷感マスク(水にぬらして使用)や首に巻く冷感タオルなどもあります。
こういった物を可能な限り利用する。
会社側からも利用を促す。などして
最大限の予防と対策をとっていきましょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。